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スケールアウト
圧倒的な量感に魅力を感じる。
とりわけ群れの量感には昔から関心を持っている。

高校生ぐらいのころは、個人と群衆についてずっと語っていたように思う。
個が消失し群衆と化す線引きがどこかのラインで出来るのではないかと。
今考えるとナンセンスなことかもしれないが、意識のどこかで今でもこの視点は生きている。

建築をやるようになり、スケールの問題が新たに立ちはだかる。
スケールアウト、ヒューマンスケールなんていう言葉が日常飛び交うようになり、
人間の感覚で捉えることの出来る空間にこそ価値を置くようになる。
均質空間はタブー視され、圧倒的なスケールから逃げるように小さな建築を考えるようになる。

建築から離れるようになり、再び圧倒的なスケールに魅力を感じるようになる。
デジタル端末の普及とネットの成熟がその感覚を齎している。
現代人の殆どがそう感じているように、今後はこのスケールの拡大が生活を変えるのだろう。

この感覚に基づくとすると、まちのあらゆるものに可能性が見えてくる。
ネットワーク性がその実態であるために、数の問題が焦点になるのは間違いない。
まちに溢れる電柱群、渋滞中のおびただしい数の車、量産されるコンビニフォーマット、など。
これまで圧倒的な量ゆえに嫌悪されてきたモノ・コトが日の目を見る時代がやってくる。

ただここでもう一度建築に立返るチャンスがほしい。
圧倒的なスケールをもう一度相手にしてみたい。
スケールによる線引きの感覚は未だ意識のなかにあるが、線の位置はだいぶ変わってきたのだから。

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